【福岡商工会議所主催】小規模事業者持続化補助金セミナー〈基礎編〉開催 — 公募要領から読み解く採択のヒント
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が販路開拓や生産性向上のための取り組みを支援する国の制度です。チラシ作成やWebサイト改修、店舗改装など、事業の“次の一歩”に活用できることで多くの事業者に利用されています。
一方で、「制度は知っているが、申請書の書き方がわからない」「自社の取組をどう説明すればよいかわからない」といった声も少なくありません。その原因の多くは、「公募要領の理解不足」にあります。
福岡商工会議所 様主催セミナーの概要
このたび、福岡商工会議所様 主催による『小規模事業者持続化補助金セミナー〈基礎編〉』が開催されます。
- 日時:2025年10月14日(火)14:00〜16:00
- 形式:オンライン(Zoom)
- 費用:無料
- 対象:中小・小規模事業者のみなさま(会員 様・非会員 様問わず)
- 講師:株式会社レグレーヌ 代表取締役 永本 光希(中小企業診断士)
👉 詳細・申込は福岡商工会議所 様公式サイトへ:
https://www.fukunet.or.jp/fcci-events/event-2025-10-038/
公募要領を「正しく理解する」ことの重要性
補助金申請の第一歩は、「自分が書きたいこと」ではなく、「審査側に求められていること」を理解すること。その“答え”が、公募要領の中にあります。
採択率を上げるためのコツは、奇抜なアイデアでもテクニックでもありません。
「制度を正しく理解し、自社の計画を制度目的に沿って整理すること」。これが本セミナーで最もお伝えしたいポイントです。
「彼を知り己を知る」——採択に近づく思考法
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」——孫子の有名な一節です。補助金申請もまた、この考え方がそのまま当てはまります。
彼(=制度・審査の観点)を知り、己(=自社の現状と戦略)を知る。
その上で、双方をつなぐ「ロジック」を申請書に落とし込む。
セミナーでは、公募要領の読み方や審査項目の背景を、実際の申請支援経験に基づきわかりやすく解説します。「どう書くか」ではなく「なぜそう書くのか」が理解できる内容です。
講師紹介
株式会社レグレーヌ 代表取締役 永本 光希
中小企業診断士。福岡市を拠点に、経営計画策定支援・経営革新計画策定支援・補助金申請支援など、数多くの中小事業者様の支援を手がける。また、商工会・商工会議所などの公的支援機関の登録専門家としても活動。現場に寄り添いながら、「経営者の想いをしっかりと聴き、言語化する」ことを得意としている。
セミナー申込情報と今後のご案内
このセミナーは、これから補助金に挑戦する方、また過去に申請で苦労した方にもおすすめです。制度の仕組みと自社の戦略を“つなぐ視点”を得ることで、次の一手を明確化するきっかけとなる内容です。
- 基礎編:2025年10月14日(火)14時00分~16時00分
- 応用編:2025年10月31日(木)14時00分~16時00分 開催予定
補助金は「もらうもの」ではなく、「自社の未来を描くためのツール」。制度を正しく理解し、経営の成長戦略に取り入れていきましょう。